【金魚すくい計画段階】
●予算
予算はできるだけ抑えたいという考えがありました。
これは、金魚すくい自体が学内で初めて出店されるもので
どれだけの利用が見込めるかまったく予想がつかない点や
それについての補助金なども学校側から用意されないためで
学生が全てを出資しなければならない点です。
一人暮らしの学生からたくさんのお金を出すことは難しいので
一人3500円までとして、グループ7人合計で24500円
(僕らはゼミの中のグループで出店しました)
●実行する場所
屋外です。大学内のメインストリート(w)
左右を1号館・2号館に挟まれ正面には図書館がある通りです。
地面はタイルが敷かれており、環境は良好。電源も供給ありましたが、
実行委員の手際が悪く、開店直前まで電気が来ておらず
エアーポンプなどを利用できませんでした。急いで校舎内にバケツを持ち込み、
屋内のコンセントを拝借して金魚復活
●実行する時間
10月11日(土),10月12日(日)の2日間行われた、
広島経済大学大学祭で出店しました。
初日は11時開店、18時閉店(稼動7時間)
2日目は11時開店、20時閉店(稼動9時間)
初日は17時ごろから10$、笑い飯、陣内智則などの
吉本の芸人さんたちのライブがありました。
2日目は15時ごろから向風さん(サイト)のライブがあり
お客さんとして金魚すくいをしてくれましたw
名前わかんないですね
ちなみにサイトの写真の両サイドの人が来てくれました。(w)
左4匹、右3匹(w)
18時ごろからダンス部のステージ、19時半ごろから
花火が上がりました。このあたりは集客に苦労しました。
●プールの大きさ
普通の子供プールです(直径1メートルから1.2メートル前後)
ディスカウントショップに価格調査に行った際
いきなり298円で転がっていたものです。
コメントし難いハムスターの絵が書かれています
●お客さんの予想人数
昨年の大学祭が天候のせいもあり賑わわなかった点、
その前は好天でも賑わわなかった点、
でも昨年はキンモクセイが来たのに...という点
そこから「お客さん来ないかもね」という予測
損益分岐は174人でしたのでほぼ無理かなと思っていました
100人来たらいいかなぐらいの予想人数です
●お客さんの予想客層(年齢)
いろんな年齢層に訴求できる環境は整えたつもりですが、
家族で来場、子供がやる→ノリでお父さんがやる→
お父さんが燃える→子供ももう一回やりたがる
という泥沼を演出しようという考えでした(w
●1人平均何匹くらいすくってもらいたいか
何匹救ってもらっても構いません。プロも来ないでしょうし。
後述しますが、救った数に応じて金魚の数を定める形にしていましたので
一気に大量の金魚を持っていかれる心配はありませんでした。
●それによる予想されるポイの号数
5号でを200本
●金魚の持ち帰りに制限をつけるか?
2日連続でやると言うこともあり制限は必要でした
2匹以下なら救えなくても2匹
それ以上は3匹ごとに約1匹の計算です。
黒出目金・琉金・丹頂・キャリコ琉金は1匹までとしました
(この3匹については後述しますw)
●金魚の必要数(お客の数・すくわれる数・プールの大きさから算出される数)
利益度外視ということでしたが、学生さんはお金がないのと
前述の通り来客数の見通しが立たない点から
少なめでスタートして、来客数に応じて制限を取ったり
金魚を買い足したり、早く閉店したりすることにしていました
なので金魚は一番少ない物を選びました
●持ち帰り袋の号数・枚数
3号の袋を100枚注文したのですが、誤算というか。
70枚ほど出ました。
数の予測は正しかったかもしれないですね
●他の金魚すくいと異なる工夫点
セットで割引を行いました1回を150円に抑えていますが
4回で450円です
それとボードで順位を張り出しました。1位から5位までを
リアルタイムで更新しました
2日目のラスト3時間は『対決!金魚すくい』と称し
店員と勝負して勝てばタダというタイムサービスを行いました。
こちらも150円でした。しかも勝てば持ち帰り数は自由です。
勝たなくても持って帰る金魚を選べるようにしました。
対決したのは僕ですが(´ー`)
平均11匹くらいでしたが17人抜きで店に貢献しました(w
●値段設定
損得は度外視で1回150円です
多くの人が遊びやすい値段という設定
4回で450円というのも用意しました
4回されたら損ですが(; ̄∀ ̄A
●予想売り上げ
予想できませんでした
全部ポイを消費すれば8千円前後の利益は出ます。
【準備段階】
●準備したもの
ポイなどそちらで送っていただいたものの他に
こちらでプール・金魚運搬用のポリバケツ(45Lを2つ)
掲示用コルクボード・価格表ポップ
変換率ポップ・看板など
●準備中に工夫した点
いちばんは、やっぱり「金魚すくいをすることをバレない」
ことですね。
初の出店ということもあって準備段階を他のどこにも
もらしてないです。
それだけ、前告知のポスターを出したときの反響はありました。
【準備段階(金魚)】
●金魚が到着してから金魚すくいまでの金魚の状況
さすがだなと思ったのは死着が0だったことです
バケツには既に水を張っていたのでそこに袋を漬けました
ザルを使って金魚を移し、小赤出目金派と小赤姉派に分けました
ポンプから分割配線して双方に空気を。
その足でキャリコなどを買いに行きました。
開店までの間に死んだ金魚は0でした。
元気でいてくれました
【実行段階】
●天候
初日:快晴
2日目:晴れのち曇り時々雨
●金魚すくいのスタッフの数
初日7人(多い)
2日目6人(そこそこ多いw)
●実行中に工夫した点
僕がNTTの販売のバイトをしているので
量販店のメガホンなどをもらって来て
客引きに活用、初日からサンドイッチマン導入
【終了後】
●あまった金魚をどう処理したか
ポイがなくなった瞬間から金魚販売店に
終了40分前から無料配布
余りは責任を持って飼っていますよ(´∀`)
かわいいですね
【分析】
●お客さんの予想数と実際に来た数
予想数は60から100
実数は178人
●金魚の数は適当だったか
適当でした
たとえ余ったとしても魚の少ない金魚すくいはやりたくないですからね
●ポイの号数・数は適当だったか
適当でした。ランキングも盛り上がったし
本数も文句ないです
●持ち帰り袋の号数・枚数は適当だったか
少しだけ多かったかもしれないですが、
50枚単位での購入ならほぼ完璧な数です
●プールの大きさは適当だったか
適当でした
あまり大きいものだと金魚が少なく見えてしまいますから
●金魚すくいをおこなった場所は適当だったか
場所は実行委員が決めるので仕方ないですが
入口に面したいい場所をもらえました
隣が射的で小学生がウザかったですね
風通しもよく、日もそこそこ当たる
●スタッフの数は適当だったか
多かったですね あんなにいらないです
大体5人いればOKだと思います
ヘタしたら1人でもいいかも(w
●売り上げ
25000円前後です(ほんのり赤字ですが)
●値段設定は適当だったか
200円でもいいでしょうが、150円は良かった。
130円という案があったのですが、
お釣りの計算が面倒だし150円でも
十分安いと踏みました
●お客さんの反応
良かったですね。金魚が時々跳ねて元気さをアピールしてくれました(w
僕らもその度に「ほんまに元気やからー」と便乗(w
あとはユーザフレンドリに徹した点です
エサ・カルキ・岩塩を1袋60円で販売したんです
これは金魚すくいで持って帰っても魚が死んでしまうことがありますよね
そのために餌を買ったりするのは丸々無駄になることがあり
不安が多いです。
張り切って道具を買い揃えるのは楽しいですが
そこまでを金魚すくいの費用と捕らえられるのは不利なので
スターターキットとして販売したものです
僕自身も常に金魚が家にいる状態ですから
あまった水槽やポンプなども格安で販売しました
これは喜んでもらえます
(と言いつつこの60円パックは利益確保にもなります
エサは1袋あたり50円ほどの利益・カルキは10円・岩塩は40円程度です)
傷を浅くするための策でもあったわけです
●スタッフの反応
なんと7人中4人は金魚に愛着が湧いて持って帰りましたw
みくんなも楽しんでできましたよ
と言いつつ(´∀`)
一番楽しんでいたのはリーダー(魚好き)と
僕(金魚大好き)ですが
●自身の感想
ぷにさんのお陰で全てがうまくいきましたありがとう。
思っていたよりも中年層のお客さんが多かったことが驚きでした
よく考えれば容易に想像できることですが、
その客層が予想外でした。家族泥沼作戦もハマりました。
ウチの学長がハマってましたね。
準備段階からいろいろと教えていただいてとても助かりました
●次回やる場合の改善点
初期投資が必要なくなるので
いくぶん楽にできるはずです
ポップなどの充実とスタッフ数ですね。
あとは金魚の健康管理(2日目に3尾しんでしまいました)